5:マララさんノーベル平和賞授与式のスピーチ英語全文日本語和訳付12月10日

以前のパートはこちらです。4:マララさんノーベル平和賞授与式でのスピーチ英語全文日本語和訳付12月10日

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I feel much stronger after the attack that I endured, because I know, no one can stop me, or stop us, because now we are millions, standing up together.

管理人訳:私は、パキスタンで襲撃され、それから回復してから、もっと強くなったと感じます。誰にも私と私達を止めることはできません。なぜなら、私達は何百万人も共に立ち上がっているからです。

Dear brothers and sisters, great people,who brought change, like Martin Luther King and Nelson Mandela, Mother Teresa and Aung San Suu Kyi, they once stood here on this stage. I hope the steps that Kailash Satyarti and I have taken so far and will take on this journey will also bring change – lasting change.

親愛なる兄弟、姉妹のみなさん。マーチン・ルーサー・キングやネルソン・マンデラ、マザー・テレサ、アウン・サン・スーチーのような、変革をもたらした偉大な人たちも、かつてこの舞台に立ちました。カイラシュ・サティヤルティさんと私のこれまでの歩みと、そしてこれからの旅もまた、変化を、それも持続的な変化をもたらすものであればと願っています。

My great hope is that this will be the last time we must fight for the education of our children. We want everyone to unite to support us in our campaign so that we can solve this once and for all.

私の大きな希望は、(子供たちの)教育のために闘わなければならないのは、これが最後になってほしい、ということです。この問題をきっぱり解決しましょう。

Like I said, we have already taken many steps in the right direction. Now is the time to take a leap.

私たちはすでに、正しい方向にいくつものステップを踏んできています。今こそ躍進するときです。

It is not time to tell the leaders to realise how important education is – they already know it – their own children are in good schools. Now it is time to call them to take action. We ask the world leaders to unite and make education their top priority.

もはや指導者たちに、教育がいかに大切なのかを説くときではないのです。彼らは既にそのことを知っており、自分の子供を良い学校にいれています。今は行動を起こすときなのです。指導者たちにはぜひ、団結して、最優先事項に教育を掲げてほしいと思います。

Fifteen years ago, the world leaders decided on a set of global goals, the Millennium Development Goals. In the years that have followed, we have seen some progress. The number of children out of school has been halved. However, the world focused only on expanding primary education, and progress did not reach everyone.

15年前、世界の指導者たちは地球規模の目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」を決めました。その後、いくらかは進展しています。学校に通えない子供の数は半分に減りました。とはいえ、世界が重点的に取り組んでいるのは初等教育(の拡充)ばかりですし、成果が全員に行き届いたわけではありません。

Next year, in 2015, representatives from around the world will meet at the United Nations to decide on the next set of goals, the Sustainable Development Goals.

来年、2015年には、世界の指導者たちが国連に集い、次の一連の目標である「持続可能な開発目標」を策定します。

This will set the world’s ambition for generations to come. これは、何世代にもわたる世界の目標になるでしょう。世界は、基本教育だけで満足していいわけではありません。

Leaders must seize this opportunity to guarantee a free, quality primary and secondary education for every child.

世界の指導者たちは、発展途上国の子供たちが初等教育だけで十分だと思わないでください。

全ての子供に対し、無料で、質の高い初等・中等教育を約束できるように、この機会を逃してはなりません。

(※英語なし) 指導者達は、自分たちの子供には、数学や科学、物理などをやらせていますよね。

Some will say this is impractical, or too expensive, or too hard. Or even impossible. But it is time the world thinks bigger.

非現実的だとか、費用がかかりすぎるとか、難しすぎると言う人もいるでしょう。不可能だとさえいう人もいるかもしれません。しかし、今こそ世界はより大きく(このことを)考えるときなのです。

続きはこちらです。6:英語全文日本語和訳付。マララさんノーベル平和賞授与式でのスピーチ|12月10日

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