3:マララさんノーベル平和賞授与式でのスピーチ英語全文日本語和訳付12月10日

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The terrorists tried to stop us and attacked me and my friends on 9th October 2012, but their bullets could not win.

2012年、テロリストは私たちを止めようとし、バスの中で私と今ここにいる友人を襲いました。しかし、彼らの考えや銃弾が勝利することはありませんでした。

We survived. And since that day, our voices have only grown louder.

私たちは生き延びたのです。そしてその日から、私たちの声はさらに大きくなっていったのです。

I tell my story, not because it is unique, but because it is not.

私が自分の身に起こったこと話すのは、珍しい話だからではありません。どこにでもある話だからです。

It is the story of many girls.

多くの少女に起こっている話なのです。

Today, I tell their stories too. I have brought with me to Oslo, some of my sisters, who share this story, friends from Pakistan, Nigeria and Syria. My brave sisters Shazia and Kainat Riaz who were also shot that day in Swat with me. They went through a tragic trauma too. Also my sister Kainat Somro from Pakistan who suffered extreme violence and abuse, even her brother was killed, but she did not succumb.

今日、私は彼女たちの話もします。私はオスロに何人かの「姉妹」を招きました。彼女らはパキスタンやナイジェリア、シリア出身で、この話を共有しています。私の勇敢な姉妹であるシャジアとカイナート・リアズは、あの日スワートで私と一緒に撃たれ、彼女らも悲惨なトラウマを経験しました。ひどい暴力と虐待を受けたパキスタン出身のカイナート・スームロは、兄を殺されましたが、屈しませんでした。

And there are girls with me, who I have met during my Malala Fund campaign, who are now like my sisters, my courageous 16 year old sister Mezon from Syria, who now lives in Jordan in a refugee camp and goes from tent to tent helping girls and boys to learn. And my sister Amina, from the North of Nigeria, where Boko Haram threatens and kidnaps girls, simply for wanting to go to school.

マララ基金の活動を通じて出会った少女たちも一緒にいます。彼女たちも今では、姉妹のようです。16歳の勇気あるメゾンはシリア出身で、今はヨルダンの難民キャンプで暮らし、テントからテントへと回って少年少女に勉強を教えています。そして、アミナの出身地であるナイジェリア北部では、少女たちが学校に行きたいと望んだというだけで、ボコ・ハラムがつきまとい、脅し、そして誘拐しているのです。

Though I appear as one girl, one person, who is 5 foot 2 inches tall, if you include my high heels. I am not a lone voice, I am many.

私は、たった身長5フィート2インチ(157.5センチ)の、単なる一人の女の子、一人の人間に見えるかもしれません。ハイヒールはいて5フィートというのでもよければ、ということなんですけれど…。 しかし、私の意見は、私一人の声というわけではなく、大勢の人の代弁者なのです。

I am Shazia. 私はマララです。そして、シャジアでもあります。

I am Kainat Riaz. 私はカイナート。 I am Kainat Somro. 私はカイナート・スームロ。 I am Mezon. 私はメゾン。 I am Amina. 私はアミナ。 I am those 66 million girls who are out of school. 私は、学校に行けない6600万人の女の子なのです。

People like to ask me why education is important especially for girls. My answer is always the same. 今日、私は自分の声をあげているわけではなく、6600万人の女の子の声を代弁しているのです。

What I have learnt from the first two chapters of the Holy Quran, is the word “Iqra”, which means “read”, and the word, pronounce “Wal-qalam” which means “by the pen”

管理人訳:私が、コーランの最初の2つの章で学んだことは、アラビア語で”イクラ”=”読め””ワルカラム”=”ペンによって”です。

And therefore as I said last year at the United Nations, “One child, one teacher, one pen and one book can change the world.”

だからこそ、私は去年、国連でスピーチしたときに訴えたのです「一人の子供、一人の先生、一本のペン、一冊の本が世界を変えるのです」と

(※英語なし)

なぜ女子は学校にいくのかを、なぜ教育は特に女子にとって大切なのかを、人々が聞いてきます。しかし私は、なぜ彼女たちでは駄目だとされるのかという質問のほうが、より重要だと思います。なぜ彼女たちが学校に行ってはいけないのでしょうか。

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